看護師の生理中の問題として挙げられるのが、白衣に経血が付くことです。
看護師は、仕事中にしゃがんだり立ち上がったりすることが多いため、経血が漏れて付きやすかったりします。
経血が白衣に付くことを防ぎたいのなら、タンポンとナプキンを併用する方法をおすすめします。
タンポンなら、中で経血を吸収してくれるので、下着の中で蒸れることが少なく、匂いも気になりません。
また、経血が流れ出るときの、独特の感覚がないため、ストレスに感じることも少なくて済みます。
長時間使用できるため、忙しい看護師の仕事にはピッタリです。
しかしタンポンを使用しても、経血が伝って漏れてしまう可能性はあります。
そのとき、やはり白衣に経血が付いてしまう可能性があるため、念のためにナプキンをしておいた方が安心です。
そして、生理の時にタンポンを使うときには注意が必要です。
注意点として特に知っておいてほしいのが、連続使用してはいけないということです。
なぜタンポンを長時間使用してはいけないのかというと、膣内で雑菌が繁殖する可能性があるためです。
膣内で黄色ブドウ球菌が増殖した場合、トキシック・ショック症候群を発症してしまう可能性があります。
高熱や発疹などの症状が起こり、万が一重症化した場合には命の危険も考えられると言われています。
また、長時間挿入しなくても、手を洗わずにタンポンを挿入した場合にも、黄色ブドウ球菌が増殖する可能性があるので注意しましょう。